一覧形式のサンプルについて解説します。
サンプルファイルは、次のページからダウンロードできます。
list.html
一覧形式で出力するテンプレートファイルです。
sample.xls
サンプルデータのExcelファイルです。
xls2htmlを起動します。
テンプレートファイルの欄の右にある参照ボタンを押し、list.html を選択します。
Excelファイルの欄の右にある参照ボタンを押し、sample.html を選択します。
出力先ディレクトリの欄の右にある参照ボタンを押し、出力先ディレクトリに c:\sample を選択します。
変換開始ボタンを押すと、c:\sample ディレクトリに 00001.html が作成されます。
1行目のExcelタグで全般設定を行います。
1: <!--- excel type="list" sheet="1" line="1" quit="A6" --->
type属性で出力形式を指定します。
listを指定しているので、一覧形式で出力します。
type="list"
sheet属性で標準で使用するシートを指定します。
ここでは、1を指定しているので、一番左にあるシートを使用します。
sheet="1"
line属性で1レコードの行数を指定します。
ここでは、1を指定しているので、1行ずつ処理を行います。
line="1"
quit属性で終了条件を指定します。
ここでは、A6を指定しています。
セルA6からA7、A8…と1行ずつ処理を行い、セルの値がなくなるまで処理を繰り返します。
quit="A6"
loopタグで繰り返しの範囲を指定します。
21: <!--- loop_start --->
23: <!--- loop_end --->
21行目のから23行目のの間の部分を繰り返し、処理を行います。
cellタグでExcelデータの値を取得します。
22行目では2つのCellタグを使用しています。
<!--- cell name="A6" type="text" --->
<!--- cell name="B6" type="text" --->
最初のCellタグでは、セルA6からA7、A8と値を取得していきます。
2番目のCellタグでは、セルB6からB7、B8と値を取得していきます。
1ファイル1レコード形式で出力されるHTMLファイルのファイル名は、00001.html、00002.html、00003.htmlと連番になります。
ここでは、1ファイル1レコード形式で出力されたHTMLファイルにリンクできるようにA列のセルを設定しています。