excelタグは、全般の設定を行うタグです。
excelタグは、テンプレートファイルに必ず1つ設定します。
<!--- excel type="list" line="1" sheet="1" quit="B2" filename="C3" skip="C2" --->
<!--- excel --->
excelタグは「<!--- excel」で始まり「--->」で終わります。
出力形式が1レコード1ファイル形式か、一覧形式かを指定します。
type属性は必須項目です。必ず指定する必要があります。
指定できるのは次の値です。
cardは、1レコード1ファイル形式です。
1ファイルに1レコードを出力します。
同じフォーマットのページを複数作成します。
type="card"
例:1レコード1行(line="1")のとき
1行ごとに新しいHTMLファイルになります。
listは、一覧形式です。
1つのファイルに複数レコードを出力します。
type="list"
例:最大レコード数を3に設定した場合
3行ごとに新しいHTMLファイルになります。
line属性は1レコードの行数を指定します。
設定しない場合は line="1" を指定した場合と同じです。
line="1"
「A1」を指定したセルは「A2」「A3」…を参照します。
たとえば、2行ずつ処理したい場合は「2」を指定します。
line="2"
「A1」を指定したセルは「A3」「A5」…を参照します。
sheet属性は、標準で扱うシートの番号を指定します。
cellタグでシートが指定されていないときは、excelタグで指定されたシートを使用します。
設定しない場合は sheet="1" を指定した場合と同じです。
sheet属性とsheetname属性の両方が指定されているときはsheetname属性を優先します。
sheet="1"
カンマ区切りで複数シートを指定することができます。
sheet="1,3,5,7"
順番は関係ありません。シートの番号の小さいものから処理します。
sheetname属性は、標準で扱うシート名を指定します。
cellタグでシートが指定されていないときは、excelタグで指定されたシートを使用します。
sheet属性とsheetname属性の両方が指定されているときはsheetname属性を優先します。
sheetname="Sheet1"
quit属性は終了条件セルを指定します。
xls2htmlは1行目から処理を始め、終了条件セルで指定したセルの値が空になると、処理を終えます。
quit属性は必須項目です。必ず指定する必要があります。
quit="a1"
filename属性はファイル名に使用するセルを指定します。
出力されるファイル名は拡張子「.html」が追加され、「セルの値 + .html」になります。
同名のファイルが存在する場合は、「セルの値 + (2).html」「セルの値 + (3).html」…となります。
指定されていない場合は自動的に連番でファイル名を設定します。
filename="a1"
skip属性で指定したセルの値が空の時は、その行を飛ばします。
sheetname属性またはsheet属性で指定されたシートの、skip属性で指定されたセルの値を検証します。
skip="c1"