テンプレートにセルの値を挿入を指示するタグです。
<!--- cell name="b2" type="text" escape="html" multiline="br" --->
<!--- cell --->
cellタグは「<!--- cell」で始まり「--->」で終わります。
name="a1"
name属性は、挿入する値を持つセルを指定します。
name属性は必須項目です。必ず指定する必要があります。
type属性は、値の形式を指定します。
設定しない場合は type="text" と同じです。
指定できるのは次の値です。
textは、シート上に表示されている値(セルの表示設定が適用された値)を出力します。
type="text"
valueは、シートに入力されている値(数式バーに表示される値)を出力します。
type="value"
type属性は、エスケープ処理を行うかを設定します。
設定しない場合は escape="none" と同じです。
指定できるのは次の値です。
noneは、エスケープ処理を行いません。
escape="none"
htmlは、HTMLに使用できない文字(< > & など)を対応する特殊文字に変換します。
escape="html"
urlは、URLに使用できない文字を対応する文字に変換します。
escape="url"
multiline属性は、改行コードを変換するかを設定します。
設定しない場合は multiline="none" と同じです。
指定できるのは次の値です。
noneは、改行コードを変換しません。
multiline="none"
brは、改行コードを <br /> に変換します。
multiline="br"
sheet="1"
sheet属性は、シートの番号を指定します。
設定しない場合は sheet="1" と同じです。
cellタグでシートが指定されていないときは、excelタグで指定されたシートを使用します。
sheet属性とsheetname属性の両方が指定されているときはsheetnameを優先します。
sheetname="Sheet1"
sheetname属性は、シート名を指定します。
指定されていないときはシート番号を使用します。
cellタグでシートが指定されていないときは、excelタグで指定されたシートを使用します。
sheetとsheetnameの両方が指定されているときはsheetnameを優先します。
fixed="true"
fixed属性は、セルの場所を固定する(絶対参照)かどうかを指定します。
セルを固定する(絶対参照)場合は"true"を指定します。
設定しない場合はfixed="false"と同じです。
loopタグを使用するとき、cellタグの対象セルは、ループするごとに次の行へと移っていきます。
fixed="true"を指定すると、常に指定したセルの値を取得することができます。
指定できるのは次の値です。