loopタグは一覧出力時(excelタグのtype属性がlistのとき)に使用します。
繰り返す範囲を指定します。
<!--- loop_start maxcount="10" break="b2" --->
〜
<!--- loop_end --->
loopタグ内では、cellタグの対象セルは繰り返しごとに次の行へと移っていきます。
例えば次のようにタグを設定した場合、
<!--- loop_start --->
<!--- cell name="A6" --->
<!--- loop_end --->
繰り返しごとにcellタグが取得するセルは、「A6」から始まり「A7」「A8」…と移っていきます。
常に同じセルの値を取得する場合は、cellタグのfixed属性をtrueに指定します。
<!--- loop_start --->
loop開始タグは「<!--- loop_start」で始まり「--->」で終わります。
maxcount属性は、一覧出力時の1ページの最大レコード数を指定します。
1ページのレコード数が指定したレコード数を超えると、次のHTMLファイルを作成してデータを差し込みます。
設定しない場合は maxcount="1048756" と同じです。
※Excel 2007から104万8576行まで扱えるようになりましたが、Excel2003までは6万5536行までしか扱えません。
maxcount="10"
例:maxcount="3"を指定した場合
<!--- excel type="list" quit="a1" --->
<!--- loop_start maxcount="3" --->
<!--- cell name="a1" --->
<!--- loop_end --->
3行ごとに新しいHTMLファイルになります。
break属性は、一覧出力時の改ページセルを指定します。
break属性で指定したセルの値が前のセルの値と異なるとき、次のHTMLファイルを作成してデータを差し込みます。
break="a1"
例:break="a1"を指定した場合
<!--- excel type="list" quit="a1" --->
<!--- loop_start break="a1" --->
<!--- cell name="a1" --->
<!--- loop_end --->
A列の値が変わると、新しいHTMLファイルになります。
maxcount属性とbreak属性を併用して指定した場合、どちらかの条件を満たすと、次のファイルに出力します。
<!--- excel type="list" quit="a1" --->
<!--- loop_start maxcount="3" break="a1" --->
<!--- cell name="a1" --->
<!--- loop_end --->
00001.htmlには東京の先頭から3件が出力されます。
maxcount属性の指定により、4件目からは次のファイルに出力します。
00002.htmlには東京の残り12件が出力されます。
break属性の指定により、大阪のデータは次のファイルに出力します。
00003.htmlには大阪府の先頭から2件が出力されます。
LOOP終了タグは「<!--- loop_end」で始まり「--->」で終わります。
<!--- loop_end --->
指定する属性はありません。