Top / ソフトウェア / D2 メール自動データベース変換ソフト / オンラインマニュアル / CSVファイルをExcelで開いたら、先頭の0が消える

D2の変換結果画面には、値の先頭に0が入っている(例えば092)のですが、CSVファイルをExcelで開くと、先頭の0が消えます(つまり92になる)。

原因

Excelが数字だけのセルを数値として扱ったために、先頭の0が消えたのだと思います。

Excelの仕様のためD2では回避方法がありません。

対策

  1. Excel CSV Importerを使用する方法
  2. Excelのテキストファイルウィザードを使用する方法

Excel CSV Importerを使用する

Excel CSV Importerは、ExcelのワークシートにCSVファイルのデータをインポートするソフトです。
Excelファイルの指定したワークシートのデータの最終行に、CSVファイルのデータを登録します。

CSVファイルをダブルクリックしてExcelで開くと、セルの値「001」が数値と判断されて自動的に先頭の0が消えて「1」に変換されてしまいます。
Excel CSV Importerは、Excelデータの列のデータ形式を判別して、適切な形で登録します。
文字列データの先頭の「0」が消えてしまうような問題は発生しません。

こちらのページからダウンロードできます。

Excelのテキストファイルウィザードを使用する方法

Excelのバージョンによって操作方法が異なります。

Microsoft Office Excel 2007

マイクロソフトのページに詳しい手順が掲載されています。

テキスト ファイル ウィザード」(外部リンク)

Microsoft Office Excel 2003

  1. Excelを起動します。

  2. メニューの[データ]-[外部データの取り込み]-[データの取り込み]を選択します。
    →[データファイルの選択]ダイアログが表示されます。

  3. [ファイルの種類]で[すべてのファイル]または[すべてのデータソース]を選択します。

  4. CSVファイルを選択し、[開く]ボタンを押します。
    →[テキストファイルウィザード 1/3]ダイアログが表示されます。

  5. [元のデータの形式]で[カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を選択し、[次へ]ボタンを押します。
    →[テキストファイルウィザード 2/3]ダイアログが表示されます。

  6. [区切り文字]で[カンマ]をチェックします。[カンマ]以外はチェックを外します。
    [次へ]ボタンを押します。
    →[テキストファイルウィザード 3/3]ダイアログが表示されます。

  7. 「0」が消える値のある列を選択して[列のデータ形式]から[文字列]を選択します。
    複数の列があるときは、該当するすべての列を[文字列]に変更します。

  8. [完了]ボタンを押します。
    →[データの取り込み]ダイアログが表示されます。

  9. CSVファイルのデータを取り込むセルを選択し、[OK]ボタンを押します。

Microsoft Office Excel 2000

  1. Excelを起動します。

  2. メニューの[データ]-[外部データの取り込み]-[テキストファイルのインポート]を選択します。
    →[データファイルの選択]ダイアログが表示されます。

  3. [ファイルの種類]で[すべてのファイル]を選択します。

  4. CSVファイルを選択し、[インポート]ボタンを押します。
    →[テキストファイルウィザード 1/3]ダイアログが表示されます。

  5. [元のデータの形式]で[カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を選択し、[次へ]ボタンを押します。
    →[テキストファイルウィザード 2/3]ダイアログが表示されます。

  6. [区切り文字]で[カンマ]をチェックします。[カンマ]以外はチェックを外します。
    [次へ]ボタンを押します。
    →[テキストファイルウィザード 3/3]ダイアログが表示されます。

  7. 「0」が消える値のある列を選択して[列のデータ形式]から[文字列]を選択します。
    複数の列があるときは、該当するすべての列を[文字列]に変更します。

  8. [完了]ボタンを押します。
    →[データの取り込み]ダイアログが表示されます。

  9. CSVファイルのデータを取り込むセルを選択し、[OK]ボタンを押します。

Microsoft Office Excel 97

出力したCSVファイルの拡張子をcsvからtxtに変更し、Excelでファイルを開くときに、列のデータ形式で「文字列」を選択することによって、0が表示されるようになります。

  1. ファイルの拡張子をcsvからtxtに変更します。
    例)hoge.csv→hoge.txt

  2. Excelを起動します。

  3. メニューの[ファイル]-[開く]を選択します。
    →[ファイルを開く]ダイアログが表示されます。

  4. ファイルの種類で[テキストファイル(*.prn;*.txt;*.csv)]を選択します。

  5. 開くファイルを選択し、[開く]ボタンを押します。
    →テキストファイルウィザードが表示されます。

  6. [カンマやタブなどの区切り…]を選択し[次へ]ボタンを押します。

  7. 区切り文字で、[カンマ]にチェックを入れます。他の項目のチェックをはずします。

  8. データのプレビューで列を選択し、[列のデータ形式]で[文字列]を選択します。
    →列数だけ繰り返します。

  9. [完了]ボタンを押します。