D2の変換結果画面には、値の先頭に0が入っている(例えば092)のですが、CSVファイルをExcelで開くと、先頭の0が消えます(つまり92になる)。
Excelが数字だけのセルを数値として扱ったために、先頭の0が消えたのだと思います。
Excelの仕様のためD2では回避方法がありません。
Excel CSV Importerは、ExcelのワークシートにCSVファイルのデータをインポートするソフトです。
Excelファイルの指定したワークシートのデータの最終行に、CSVファイルのデータを登録します。
CSVファイルをダブルクリックしてExcelで開くと、セルの値「001」が数値と判断されて自動的に先頭の0が消えて「1」に変換されてしまいます。
Excel CSV Importerは、Excelデータの列のデータ形式を判別して、適切な形で登録します。
文字列データの先頭の「0」が消えてしまうような問題は発生しません。
こちらのページからダウンロードできます。
Excelのバージョンによって操作方法が異なります。
マイクロソフトのページに詳しい手順が掲載されています。
「テキスト ファイル ウィザード」(外部リンク)
Excelを起動します。
メニューの[データ]-[外部データの取り込み]-[データの取り込み]を選択します。
→[データファイルの選択]ダイアログが表示されます。
[ファイルの種類]で[すべてのファイル]または[すべてのデータソース]を選択します。
CSVファイルを選択し、[開く]ボタンを押します。
→[テキストファイルウィザード 1/3]ダイアログが表示されます。
[元のデータの形式]で[カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を選択し、[次へ]ボタンを押します。
→[テキストファイルウィザード 2/3]ダイアログが表示されます。
[区切り文字]で[カンマ]をチェックします。[カンマ]以外はチェックを外します。
[次へ]ボタンを押します。
→[テキストファイルウィザード 3/3]ダイアログが表示されます。
「0」が消える値のある列を選択して[列のデータ形式]から[文字列]を選択します。
複数の列があるときは、該当するすべての列を[文字列]に変更します。
[完了]ボタンを押します。
→[データの取り込み]ダイアログが表示されます。
CSVファイルのデータを取り込むセルを選択し、[OK]ボタンを押します。
Excelを起動します。
メニューの[データ]-[外部データの取り込み]-[テキストファイルのインポート]を選択します。
→[データファイルの選択]ダイアログが表示されます。
[ファイルの種類]で[すべてのファイル]を選択します。
CSVファイルを選択し、[インポート]ボタンを押します。
→[テキストファイルウィザード 1/3]ダイアログが表示されます。
[元のデータの形式]で[カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を選択し、[次へ]ボタンを押します。
→[テキストファイルウィザード 2/3]ダイアログが表示されます。
[区切り文字]で[カンマ]をチェックします。[カンマ]以外はチェックを外します。
[次へ]ボタンを押します。
→[テキストファイルウィザード 3/3]ダイアログが表示されます。
「0」が消える値のある列を選択して[列のデータ形式]から[文字列]を選択します。
複数の列があるときは、該当するすべての列を[文字列]に変更します。
[完了]ボタンを押します。
→[データの取り込み]ダイアログが表示されます。
CSVファイルのデータを取り込むセルを選択し、[OK]ボタンを押します。
出力したCSVファイルの拡張子をcsvからtxtに変更し、Excelでファイルを開くときに、列のデータ形式で「文字列」を選択することによって、0が表示されるようになります。
ファイルの拡張子をcsvからtxtに変更します。
例)hoge.csv→hoge.txt
Excelを起動します。
メニューの[ファイル]-[開く]を選択します。
→[ファイルを開く]ダイアログが表示されます。
ファイルの種類で[テキストファイル(*.prn;*.txt;*.csv)]を選択します。
開くファイルを選択し、[開く]ボタンを押します。
→テキストファイルウィザードが表示されます。
[カンマやタブなどの区切り…]を選択し[次へ]ボタンを押します。
区切り文字で、[カンマ]にチェックを入れます。他の項目のチェックをはずします。
データのプレビューで列を選択し、[列のデータ形式]で[文字列]を選択します。
→列数だけ繰り返します。
[完了]ボタンを押します。