オンラインショップの注文メールでは、注文された商品数がメールによって異なります。
このように、取得したいデータの件数が不特定の時のパラメータの作成方法を説明します。
例として、次のような形式のメールの場合を考えます。
メールには注文内容として商品と金額が数件と、最後に合計金額があります。
注文は最大5件とします。
---注文---
商品名:Excel中級
金額:5000
---注文---
商品名:Excel初級
金額:4000
---注文---
商品名:Word初級
金額:3000
---合計---
合計金額:12000
このような場合の、パラメータの作成方法を説明します。
注文の商品名と金額を取得するパラメータは次のようになります。
商品名を取得するパラメータ
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文1の商品名
金額を取得するパラメータ
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文1の金額
注文は最大5件ですので、商品名と金額のパラメータを5つずつ作成します。
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文1の商品名
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文1の金額
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文2の商品名
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文2の金額
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文3の商品名
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文3の金額
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文4の商品名
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文4の金額
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文5の商品名
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文5の金額
最後に合計金額を取得するパラメータを作成します。
パラメータ文字 => 合計金額:
フィールド名 => 合計金額
次のメールのように、最後の合計金額のパラメータ文字が注文のパラメータ文字と同じ場合は、上の方法ではうまくいきません。
注文の金額に合計の金額の値が入ってしまいます。
---注文---
商品名:Excel中級
金額:5000
---注文---
商品名:Excel初級
金額:4000
---注文---
商品名:Word初級
金額:3000
---合計---
金額:12000
このような場合は、「パラメータ文字の検索終了文字」の設定が必要になります。
注文の商品名と金額を取得するパラメータは次のようになります。
商品名を取得するパラメータ
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文1の商品名
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
金額を取得するパラメータ
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文1の金額
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
注文は最大5件ですので、商品名と金額のパラメータを5つずつ作成します。
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文1の商品名
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文1の金額
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文2の商品名
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文2の金額
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文3の商品名
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文3の金額
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文4の商品名
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文4の金額
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 商品名:
フィールド名 => 注文5の商品名
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 注文5の金額
パラメータ文字の検索終了文字 => ---合計---
このように「パラメータ文字の検索終了文字」を指定すると、 注文のパラメータは「---合計---」以降を検索しません。
最後に合計金額を取得するパラメータを作成します。
パラメータ文字 => 金額:
フィールド名 => 合計金額