「繰り返し」機能は、本文で同じパターンのパラメータを繰り返すメールから、パターンごとにレコードを分けて取得する場合に使用します。
通常、繰り返し機能を使用しない場合、CSVファイルは1メール1行になります。
繰り返し機能を使用すると、パラメータに該当した回数だけ、CSVの行が作成されます。
パラメータに該当する値がなくなると、そのメールの処理を終えて、次のメールの処理に移ります。
繰り返すのは、メールの本文に該当するパラメータだけです。 メールのヘッダは、毎回取得します。
作成されるCSVファイルは、メールと行の対応がわかりません。
そこで、パラメータにヘッダの件名や「Message-Id:」などを取得することで、管理が楽になります。
「繰り返し」機能を使用するにはメイン画面で「繰り返し」チェックボックスをチェックします。
チェックすると「繰り返し」機能は有効になります。
次のような商品名と台数を繰り返すメールから、商品名と台数の一組のペアをCSVの行に変換します。
商品名 パソコン
台数 2
商品名 プリンタ
台数 1
商品名 マウス
台数 2
パラメータを次のように設定します。
パラメータ文字 商品名
場所 本文
行数 一行
パラメータ文字 台数
場所 本文
行数 一行
「繰り返し」をチェックする
変換結果は次のようになります。
商品名 | 台数 |
---|---|
パソコン | 2 |
プリンタ | 1 |
マウス | 2 |