1ファイル1レコード形式のサンプルについて解説します。
サンプルファイルは、次のページからダウンロードできます。
card.html
1ファイル1レコード形式で出力するテンプレートファイルです。
sample.xls
サンプルデータのExcelファイルです。
xls2htmlを起動します。
テンプレートファイルの欄の右にある参照ボタンを押し、card.html を選択します。
Excelファイルの欄の右にある参照ボタンを押し、sample.html を選択します。
出力先ディレクトリの欄の右にある参照ボタンを押し、出力先ディレクトリに c:\sample\card を選択します。
変換開始ボタンを押すと、c:\sample\card ディレクトリに 00001.html が作成されます。
1行目のExcelタグで全般設定を行います。
1: <!--- excel quit="A6" type="card" line="1" sheetname="a001" --->
type属性で出力形式を指定します。
cardを指定しているので、1ファイル1レコード形式で出力します。
type="card"
sheetname属性で標準で使用するシートを指定します。
ここでは、a001というシート名のシートを使用するように設定しています。
sheetname="a001"
line属性で1レコードの行数を指定します。
ここでは、1を指定しているので、1行ずつ処理を行います。
line="1"
quit属性で終了条件を指定します。
ここでは、A6を指定しています。
セルA6からA7、A8…と1行ずつ処理を行い、セルの値がなくなるまで処理を繰り返します。
quit="A6"
cellタグでExcelデータの値を取得します。
7行目のCellタグでページのタイトルを設定しています。
1レコード目ではセルB6の値がタイトルになります。
2レコード目ではセルB7の値が、3レコード目ではセルB8の値がタイトルになります。
7: <title><!--- cell name="B6" ---></title>
29行目では人口の値を取得しています。
1レコード目ではセルC6の値が、2レコード目ではセルC7の値が設定されます。
type属性にtextを指定しているので、セルの書式設定が適用された値(3桁区切り)になります。
29: <!--- cell name="C6" type="text" --->